【つもり】の
おそろしさ
やったつもり
できたつもり
言ったつもり
自らの
現在地を
見て見ぬふりして
過ごすひとの末路
そんな人は
決まって
先の自分ばかり
大きなものばかり
想像して
目の前の
ちいさなことを
おそろかにする
それが
たいしたものでないと
勝手に
ちいさなことを
ばかにしてる
損得勘定
ありきの
恐ろしい生き方
そんなひとが
望む未来を
手にすることなど
夢のまた夢
全ては
巡り巡ってる
進めるひとほど
ちいさな
ちいさなことを
だいじにしてる
進まないと
嘆くひとほど
人を羨み
自分の努力の足りなさを
タイミングのせいに
してゆく
これが
足りないから
できない
あれが
ないから
しょーがない
足りてないものより
今あるものを
把握する
今を着実に
生きること
わたしたちが
できることは
ただそれだけ
食べるもの
見るもの
聞くもの
手にするもの
もっと丁寧に
選ぶこと
与えれば
与えられる
いつも
不満を握りしめて
進めないのは
与えもせずに
何も
与えられないと
嘆くひと
独り占めばかりで
よろこびを
分け与えないひと
お天道様は
ちゃんと見てる
自分を
だいじにするひとと
自分だけを
だいじにするひとの
違いを知る
全ての連鎖は
あなたから
起きてる